image我が家は基本的に夫から生活費をもらい、私の収入は貯蓄、もしくは娯楽費に使っている。超がつく大雑把の私は、仕事の休みに入る少し前まで何をカードで購入し、何が食費で何が娯楽費か、全く把握していなかった。つまり、使いたいものに使いたいだけお金を使い、本当に必要かどうかじっくり考える前に気持ちが大きくなってつい買ってしまう。定員さんにおすすめされたら、終わりだ。家計簿をつけるため何度も何度も、本屋さんにある花柄かなんかの家計簿を購入し、ひと月でムダにしてきた。

ある時、夫が仕事用に購入した、『本田直之式アカウントブック ビジネスパーソンのための家計簿』が夫の書籍にあった。

仕事をお休みするに当たり、今までのような生活は出来ないと考えた私は、夫に相談した。彼は、今後独立するための特訓にと、この家計簿で自分なりの家計簿をつけていた。しかし、彼が管理しているのは、せいぜい自分のお小遣いくらいで、家賃や光熱費、食費に雑費などの生活費は私が管理しているから、この家計簿を持て余していると呟いた。即座に「ほしい!使いたい!」となり、取り急ぎ使ってみることになった。この、ビジネスパーソンのための家計簿を使って夫と一緒に今後、夫の収入だけで生活することをシュミレーションし、

驚愕の事実を知った。

これでは毎月必ず赤字になる。今まで目をつぶっていた事実が明らかになった。

<ビジネスパーソンのための家計簿の使い方>

レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEOである本田直之さんの本は何冊か読んだことがあり、親近感もある。ストレスがなく続けられることを第一に考えたため、非常にシンプルなものである。

まず、ページを開くと本田直之さんの思いや使い方の説明などが23ページある。それが終わると、月次実質可処分所得計算シートがあり、給与総支給額から社会保険料などを差し引いた可処分所得(手取り)を書く。そしてその可処分所得からどれくらい貯蓄したいかを設定して控除後残金を出し、それでやりくりするというもの。

実際35万円の可処分所得があるとし、

5万円の貯蓄を考えると、

控除後残金は30万になる。

この30万から、固定費、いわゆるローンや家賃、習い事や保険料など毎月同じ額がかかるものを差し引いて、控除後残金を出す。

この固定費に15万かかったとすれば、

控除後残金は15万になり、

さらにここから変動固定費、いわゆる光熱費や電話代など、毎月必ず決まって必要だが、額が変動するものを差し引く。

この変動固定費が3万円だとすると、

実質可処分所得(自由に扱えるお金)は12万円だと分かる。

そして次のページにある月次変動費予算/支出シートには自己投資、食費、交際費や日用品、医療費にいたるまでの予算を出し、次頁の日次費目別支出シートに費目と予算を書いて使ったら予算から支出を引いて残高をだしていくというもの。私の場合、だいたいのレシートは取っておいて、一週間に一度、空いた時間でレシートを見ながら食費、医療費などを日ごとに記載している。

また、クレジットカードを使ったかどうかを記載する欄があり、クレジットカードを使ったら、○をして、使った月の支出から差し引くことになっている。つい、お金が足りないとクレジットカードを使って翌月払いにしてしまうが、これだと、当月払いで考えやすい。

私の場合、財布の中に小さな封筒を入れてクレジットカードを使うたびに、財布の中のお金から移動させるということをしている。

『出来ればマイルが溜まるのでクレジットカードで支払いたい。でも管理に困っている』という人にはこの方法をオススメする。

また、この支出シートには浪費か投資かをチェックする欄があり、買うものが浪費か投資かを考えさせられる。前の私には考えることのなかった事項だが、これがあるだけで買うことへのストッパーになっていることは事実だ。

例えば、化粧水とコットンがなくなった。お店にいくと、良さそうなパウダーが売っている。でも、まだパウダーは残っている…前だったら、「欲しいしな、いずれ必要だしな」と自分に言い聞かせて購入していただろう。今は、「化粧水とコットンは投資にあたる。でもパウダーは今あるものが無くなってから買わなければ浪費になる。パウダーは今日はやめておこう。」となる。

この家計簿を数ヶ月使うと、何が足りなくて、何が毎月予算が多すぎるのか、一目瞭然であり、その変動費を毎月見直しながら、マイナスが出ないように管理している。

難しいことは何もしていない。携帯アプリを使いこなせればいいが、三日坊主の私には向いていない。

この家計簿をつけ出してからは、「食費は残り2000円だから、今日はスーパーに行かずにごはんを作ろう」「今日は必要な玉子とみりんだけを買おう」などと、自分に言い聞かせることができるようになった。

もっと早く知りたかった、使いたかった、この『ビジネスパーソンのための家計簿』。将来独立を考えていない専業主婦でも使いやすく、お金の流れを把握できるため、自分の管理能力も上がったと感じている。